「HIFU」切らない、たるみ・リフトアップ治療

皮膚の弾力の低下

皮膚の真皮層ではコラーゲンやエラスチンなどの繊維状の組織が豊富に存在しており、皮膚のハリと弾力を生みだしています。また、ヒアルロン酸も皮膚の弾力を保つために重要な役割を持っています。

加齢や生活習慣の乱れによって、肌の弾力を支えている各組織が減少や劣化することで、肌の弾力が失われます。その結果、たるみが目立つようになります。

皮下脂肪の影響

皮膚の一番下の層にある皮下組織は、上層の皮膚と下層のSMAS(筋膜)とをつなぐ靭帯組織によって支えられています。様々な肌トラブルを引き起こす紫外線による光老化や酸化ストレスなどによって組織が傷ついたり伸びたりしてしまうと、皮下脂肪が重力によって垂れ下がってしまい、たるみを引き起こします。

筋膜の劣化

皮下脂肪のさらに下側にはSMAS(筋膜)という構造体があります。SMAS(筋膜)は顔の土台とも呼ばれており、皮膚と脂肪を適切な位置に保つ支えになっています。

このSMAS(筋膜)が衰えると、皮膚や皮下組織を支えきれなくなった結果、大きく輪郭が崩れ、たるみを生んでしまいます。

また、照射後の創傷治療効果の過程で、コラーゲンなどが活性化され、照射部位の肌のハリと小ジワの改善効果も期待できます。 HIFUは顔のたるみが気になる方、リフトアップをしたい方にとって第一の選択肢になります。

(1)2つのモードを使い分け

3D Rejuvenationシステムで照射の深さとエネルギー出力をカスタマイズすることで、患者さんの望む結果に合わせて治療を調整できます。１台に２つのモードが搭載されており、たるみを改善したい部位や得たい効果によって「ドットモード」と「リニアモード」を使い分けていきます。「ドットモード」は、にリフトアップ効果やSMAS(筋膜)の引き締め・コラーゲンの産生を促進する照射法です。

SMAS(筋膜)に対してHIFUを瞬間的に点状に照射し、約65℃まで加熱させます。その結果、タンパク質が凝縮し土台から引き締まり、即効性のあるリフトアップを促します。また、創傷治癒効果で肌のハリや小ジワも改善されます。「リニアモード」は、線状に脂肪層へHIFUを照射し、脂肪を溶解します。リニアモードは広範囲に熱を均一に加えることができますので、フェイスラインや二重あごなどの脂肪が蓄積しやすい部位の脂肪融解を行い、ボリュームダウンを図れます。

(2)施術時間が早く、痛みが少ない

当院が導入したたるみ治療機の「HIFUウルトラセルZi」は、たるみ改善、リフトアップ効果は変わらずに、従来のウルトラセルQ+と比較して約1/2に施術時間が短縮されました。また、痛みの元になる熱感を従来の機種と比較して、熱温度を抑えながら安定照射が可能になったため痛みが軽減されていることが特徴です。

万が一トラブルが発生した際でもすぐに対応できる体制を整えております。「皮膚」を長年診てきたからこそ、患者さんの悩みに寄り添いながら治療提案を行っております。

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